いま地球に、
いま人類に、
必要な魚を。

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mission

”タンパク質クライシス”を始めとする食料問題や
衰退する日本の水産業の課題解決に残された時間は多くありません。
その突破口が我々のコア技術「ゲノム編集」。

ゲノム編集とは自然に起こる進化を先取る技術。
起こしたい進化を担うDNAを狙って刺激を与え、
自然の回復力でその進化を起こします。
この技術の価値はスピード。
自然界や品種改良で長い時間をかけて起こった進化を、”早く”起こせるのです。

私たちはこのゲノム編集技術と、IoTなどを駆使した養殖環境によって、
日本の養殖業を高付加価値化し、サステイナブルな成長産業に変えます。
そして日本の漁業が世界の課題であるタンパク質クライシスを
”早く”解決する。そんな未来を創るのが私たちの使命です。

タンパク質クライシス

調査によると、2030年にはタンパク質の需要が供給を上回り、2050年には現在の約2倍のタンパク質が必要とされます。良質な水産物由来のタンパク質食を供給するために、より効率的な水産養殖が求められています。

タンパク質の需要が供給を上回るタンパク質クライシス
魚は良質で効率的なタンパク源

衰退する日本の水産業

日本の水産従事者人口は、この30年で45万人→15万人に減少し、かつては世界1位を誇った生産量は今では8位に落ち込んでいます。日本の水産業の再興・漁村の地域活性に貢献できる水産業のあり方が必要です。

養殖を中心に成長する世界の漁業
対照的に日本の漁業は衰退の一途

technology

欠失型ゲノム編集。
待つ品種改良から、
起こす品種改良へ。

DNAを狙って刺激を与え、その自然の回復力で自然な変異が起きる欠失型ゲノム編集は、
これまで品種改良で長い時間をかけて行われてきたプロセスを高速で再現するための技術です。

  • 品種改良の歴史は農耕・畜産が1万年に対して水産はわずか50年。水産養殖の技術革新が求められています。

  • 欠失型ゲノム編集なら、品種改良プロセスを30年から2-3年にまで短縮することが可能に。

  • 欠失型ゲノム編集は、遺伝子を外から注入する遺伝子組換えと違って、自然な変異を促すプロセスです。

欠失型ゲノム編集

スマート陸上養殖。
新しい養殖のかたちをつくる。

高速品種改良によって生まれたマーケットで価値がある魚を
サステイナブルに陸上養殖できるモデルを開発しています。

  • 温度や光といった養殖環境を、AIやIoTなど最新テクノロジーで最適化。

  • クリーンエネルギーや、廃棄有機窒素の活用など、環境負荷の低いエコシステムを構築。

  • 24時間365日自動管理で、人的コストを大幅カットし、水産養殖を省力化。

スマート陸上養殖

service

種苗、養殖方法、食品。
リージョナルフィッシュが培った最先端の養殖を、
様々なかたちでご提供します。

  • ゲノム編集技術等を活用した新品種の開発を行い、種苗の生産・販売。

  • AI/IoTにより省力化・自動化を図ったスマート養殖の確立とフランチャイズ展開。

  • 自社での養殖および販売。ゲノム編集食品のプロデュース。

platform

profile

会社概要

社名 リージョナルフィッシュ株式会社
本社 〒606-8501
京都府京都市左京区吉田本町36番地1 
京都大学国際科学イノベーション棟
代表者 梅川 忠典
設立 2019年4月10日
資本金 1億円
従業員数 51名
マネジメント 代表取締役社長 梅川忠典
取締役CTO 木下政人
社外取締役 伊藤毅
執行役員 経営統括部長 堀田俊介
執行役員 研究開発部長 岸本謙太
科学技術顧問 家戸敬太郎
社外監査役 永井宏忠
ECサイト Regional Fish Online

パーパス

いま地球に、いま人類に、必要な魚を。品種改良技術とスマート養殖技術でつくる。

豊かさ:健康的で美味しい食の追及 持続可能性:自然環境との共生 安全性:安全安心な水産物の安定供給

リージョナルフィッシュの品種改良技術とスマート養殖技術で実現する、
「いま地球に、いま人類に、必要な魚」に求められる3つの要素

メンバー

CEO
梅川 忠典

共同創業者。日本経済の発展への貢献を志し、デロイトトーマツコンサルティングにて経営コンサルに従事後、産業革新機構にてPE投資・経営支援に従事。京大院卒。

CTO
木下 政人

共同創業者。京都大学農学研究科 准教授として国内のゲノム編集プロジェクトに多数関与。魚類のゲノム編集育種における第一人者。京大院卒(農学博士)。

研究開発部長
岸本 謙太

京都大学農学研究科 博士研究員として、魚類のゲノム編集育種に黎明期から従事しており、当社設立前からプロジェクトに参画。京大院卒(農学博士)。

経営統括部長
堀田 俊介

監査法人、三菱商事、BCG、freeeでの経験を活かし、以降ベンチャー数社で管理部門責任者として事業成長に貢献するバックオフィス運営に取り組む。東大卒。

経営企画部長
岩井 愛可

アーサー・ディ・リトルにて食や環境・サステナビリティ領域の戦略コンサル業務に従事。複数ステークホルダを巻き込んだプロジェクト管理を得意とする。京大院卒。

グループリーダー
荻野 哲也

京都大学農学研究科 博士研究員として、甲殻類・無脊椎動物のゲノム編集育種を専門としており、当社設立前からプロジェクトに参画。京大院卒(農学博士)。

グループリーダー
ハットリ ヒカルド

サンパウロ大学・招聘教授として東京海洋大に在籍し、サーモン類をはじめ魚類の遺伝子研究を牽引。魚類のゲノム編集研究をリード。東京海洋大院卒(海洋科学博士)

マネジャー
松原 加奈

建設会社にて建築設備の施工管理・設計業務に従事後、コンサル会社にて新規事業企画等を経験。コンサルや設備技術者の経験を活かし、養殖場立ち上げ等を担当。名大院卒

マネジャー
鳥羽 裕介

三菱UFJ銀行にて、法人営業やストラクチャードファイナンス等の投資銀行業務に従事。営業経験・金融知識を活かし、事業開発及び上場準備を担当。一橋大卒。

マネジャー
古賀 夢乃

アーサー・ディ・リトルにてバイオ技術・医薬領域の戦略コンサル業務に従事し、プロジェクト推進力が強み。ゲノム編集を用いた魚類の発生研究の経験も持つ。早大院卒。

マネジャー
宮 広明

広告代理店にてパブリックリレーションズやメディア対応に従事。PRプランナーとしての経験を活かし、ブランディングやプロモーションの企画・推進を担当。東大院卒。

主任研究員
片山 雄太

九州大学生体防御医学研究所の助教として自閉症の研究に従事。エピジェネティクスによる遺伝子発現制御と疾患メカニズムの解析を得意とする。九大院卒(医学博士)。

主任研究員
古場 玲

京都大学理学研究科にて細胞生物学の研究に従事。多様な生物の扱いや生化学的解析を実施してきた実績があり、物質代謝や遺伝子発現分野に精通。京大院卒(理学博士)。

主任研究員
阿部 真典

東京大学、東京理科大学、中部大学など複数の研究室にて、16年間に渡り巻貝の研究に従事。世界初のゲノム編集巻貝の作製実績を持つ。東大院卒(理学博士)。

主任研究員
大賀 浩史

九州大学農学研究院にて魚類の繁殖生理に関する研究に従事。マサバの完全養殖の高度化やゲノム編集による「おとなしいサバ」の開発実績を持つ。九大院卒(農学博士)。

主任研究員
赤澤 敦司

マルハニチロをはじめ魚類養殖に25年以上の経験を持つ。種苗生産や量産技術開発を強みに、親魚管理、中間育成等にも幅広い知見を持つ。長崎大院卒(農学博士)。

主任研究員
本田 祐基

東京大学大気海洋研究所にてトラザメ生体機構の発生・発達に関する研究実績を持ち、詳細な生体変化の観察や遺伝子発現解析等を得意とする。東大院(理学博士)

研究員
植村 悠人

自然科学研究機構にてゼブラフィッシュにおける遺伝学的・生理学的見地からの研究実績を持ち、主に魚類のゲノム編集研究にて活躍。名大院卒(理学博士)

研究員
岡本 光平

琉球大学にて頭足類の行動研究に従事。深層学習・画像解析によるイカ体色変化の機能解明等の実績があり、AI/IoTを用いた表現型解析に精通。京大院卒(理学博士)。

研究員
國井 厚志

広島大学大学院を飛び級で卒業。人工転写活性化システムに関する研究に従事。遺伝子ノックイン・ノックアウトの設計や評価等幅広い経験を持つ。広大院卒(理学博士)。

研究員
笘野 哲史

広島大学・UCLA・東京大学等で水産物の分子生態学に関する研究に従事。イカ類の生態・進化や遺伝子解析技術に精通。実家はカキ養殖業を営む。広大院卒(農学博士)。

飼育系研究員
大濱 光希

近畿大学水産研究所 白浜実験場にて、ゲノム編集マダイの作出および養殖実務に従事し、生育方法を確立した実績を持つ。近大院卒(水産学修士)。

飼育系研究員
高橋 康平

近畿大学水産研究所 白浜実験場にて養殖実務および性成熟に係る遺伝子研究に従事。また水産卸業において調達および営業業務の経験も持つ。近大卒。

飼育系研究員
平田 和之

近畿大学水産研究所 白浜実験場にて魚類飼育及び養殖実務に従事。その後、水産卸業者にて水産物の営業・流通と海外工場の生産現場を経験。近大卒。

飼育系研究員
坂上 稜

九州大学農学研究院にてゲノム編集による「おとなしいサバ」開発に従事。三菱ケミカルリサーチにて化学物質等の環境・生体影響の評価等を担当。九大院卒(農学修士)。

社外取締役
伊藤 毅

ジャフコにて多くの大学発技術シーズの事業化支援・投資活動をリードし、Spiber、CYBERDYNE、マイクロ波化学等に投資。Beyond Next Venturesを創業。

社外監査役
永井 宏忠

厚生労働省にて食品安全行政に従事した経験を持ち、在籍中に産業革新機構へ出向しベンチャー投資に従事。多数の医療系ベンチャー企業の社外取締役を歴任。

外部提携

技術提携

  • 神奈川大学
  • 近畿大学
  • 京都大学
  • 名古屋大学
  • 東北大学
  • 東京大学
  • 国立遺伝学研究所

資本/業務提携

  • A-FIVE
  • Beyond Next Ventures
  • CBC
  • 中信ベンチャーキャピタル
  • Dentsu
  • 荏原製作所
  • Food & Life Companies
  • 岩谷産業
  • KANSOテクノス
  • 京信ソーシャルキャピタル
  • マルイ
  • MOL
  • 三菱UFJキャピタル
  • NTT
  • Docomo
  • NTT東日本
  • 奥村組
  • SB Players
  • SMBCベンチャーキャピタル
  • UBE
  • ウシオ電機
  • 京大創業者応援ファンド

外部認定

  • J-Startup Kansai
  • Award for Academic Startup
  • Japan Open Innovation Award
  • Tech Crunch Tokyo 2021

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